木の芽時

木の芽時
立春から春分の日ぐらいまでの時期を指す言葉です。
読み方は“このめどき“ です。
字が示している通り春になり様々なきが芽吹く頃のことを指しています。

今まさにその時期なのですが私が住んでいるあたりでは今日の最低気温は3度ですが
どんどん気温が上がって最高気温が18度になる予報です。
こうなってくると朝早くに出勤する人は真冬の格好、
昼間だけ活動する人は春の格好になります。

寒い時には体は全体的に交感神経が優位になり緊張していますが、
暖かくなるとホッとして副交感神経が働き出します。
1日のうちにこれだけ温度の差があると体がついていけなくなり
悲鳴を上げることがあります。

これが木の芽時に体調が悪くなるという原因の一つです。



関西にはもう一つこの時期によく言われる言葉があります。
“お水取りが終わると春が来る“

お水取りとは東大寺の二月堂の行事ですが毎年3月12日の深夜に行われます。

3月になって気温が上がってきても3月12日をすぎるまでは寒の戻りがあると
言われています。
最近は暖冬なことが多いのであまり感じなくなりましたが、
今日、天気予報を見ていたら明日からは最低気温がグッと高くなっていました。

日本では3月が年度の終わりで4月から新しい生活が始まる人もたくさんいると思います。
色々な意味でストレスがかかるこの時期
普段以上に自分の体に向き合って生活をしていきたいものです。


今日は3.11

11年前から私たちにとって忘れられない日になりました。


私に起こったこと

喉元過ぎれば熱さ忘れる
ここ数年の私の体調のことを話していて本当にそう思いました。
すっかり忘れていることがいっぱいあります。

寝ている時に腕が麻痺して動かせない、当然寝返りも打てない。
普通のドライヤーが重たくて持てなくて旅行用の小さなドライヤーが精一杯。
ペットボトルが開けられない、ペンを持って字を書くことができない。
車の運転をすると腕が痺れるので交互に片手運転。

上肢だけだった症状が次第に両足にも広がってくる。
膝が痛くてしゃがめない。
足が痛くておしゃれな靴は一切履けなくなる。

こうやって人はうつ状態になるんだと考え始めました。



自分が専門であるはずの知識をフル稼働しても何がどうなったか説明できなくなって
きていました。

寝つきは良いけれど絶対に夜中に何度か起きる。
だんだん指が硬ってきて特に夜中から朝は拘縮して痛みが出てきた。

関節リウマチ
という病名がぐるぐる回る。
というのも母がそう診断されていたから当然私も遺伝的素因があるので。

嫌、私が最初に関節リウマチでしょうと母に言って薬を持って帰りました。
診断をされたのはそれからしばらく経ってからでした。
専門医にお任せしっぱなしでした。
そう、薬の副作用が出るまでは・・・。

私はそうならないようにしないと
それだけはずっと思っていました。

最近になってやっとほぼ症状は無くなりました。

痛みがなく過ごせることに本当に感謝です。


何が原因?
どうやって良くなったの?


原因の一つは怪我ですがそれだけではないでしょう。
どうやって良くなったのか、それはこれさえすればというものではありません。
ただ言えるのは自然の力は偉大だなということでしょうか。
そうなんです、西洋医学の力は一切借りていません。

この体験を忘れているわけにはいきませんね。 
ちゃんと伝えないと!

貧血と甘いもの

ティータイム
なんかとってもほっこりとするし楽しみでした。
家にはいつも何かしらクッキーやチョコレートがありました。

いつの間にかそういう時間がなくなりました。

というか無性に欲しかった甘いものへの渇望がなくなりました。



私の場合は20代の初めからあった貧血が原因していました。

鉄欠乏性貧血があると無性に甘いものが欲しくなったりします。
成人女性の多くが貧血があることと甘いものが好きなことは
おそらく関係しています。

甘いものは体に悪いと我慢する前に
まず貧血がないかどうか
そしてその原因が何にあるのか知る必要があります。

そういえば無性に欲しかったナッツへの渇望も減りました。
これはマグネシウムが関連しているようです。

ティータイム、甘いものは控えめで
ほっこりしたいものです。