体が暖かくなる食べ物
日本の多くの季節で桜も終わったのですが
まだまだ朝晩は涼しいことがあります。
冬も終わったからと少し薄着になると冷えてしまう人もたくさんいるのではないでしょうか。
冷え性を改善するのはちゃんと筋肉をつけることが大事です。
でもとにかく冷えた時に速攻に体を温めてくれる食材の一つが唐辛子です。
イタリア語でペペロンチーノは唐辛子のこと。
パスタでペペロンチーノと名前のついたメニューを注文するとしっかりと唐辛子が
入ったピリッとした味のソースが絡めてあります。
食べた後にポカポカと体が暖かくなるのはペペロンチーノに含まれている
カプサイシンという物質のためです。
足の冷えのために靴や靴下に鷹の爪を入れるといいという話を聞いたことは
ないでしょうか。
これも唐辛子です。
内因性カンナビノイド
もカプサイシンが反応するレセプターに作用します。
そしてCBDも同じです。
CBDを摂ると体がポカポカすると感じるのはこの作用のためです。
体が温まる食べ物といえば生姜もあります。
これはショウガオールという物質がやはりカプサイシンと同じレセプターに反応するからです。
このレセプター、カプサイシン受容体TRPV1と言われていますが
痛みにも関連しています。
冷えると痛い、温まると痛みが楽になるという経験はないですか?
風邪の引きかけで寒気がして身体中の関節が痛い時に生姜湯など温かい飲み物を
飲んで体が温まるだけで痛みも楽になるというのも同様です。
実は一般的に使われている痛み止めは解熱鎮痛剤と言われていて
冷やす作用があります。
常備薬として痛み止めと持っている人も多いと思いますが
どう使うか今一度考えてみるのもいいかもしれません。