木の芽時

木の芽時
立春から春分の日ぐらいまでの時期を指す言葉です。
読み方は“このめどき“ です。
字が示している通り春になり様々なきが芽吹く頃のことを指しています。

今まさにその時期なのですが私が住んでいるあたりでは今日の最低気温は3度ですが
どんどん気温が上がって最高気温が18度になる予報です。
こうなってくると朝早くに出勤する人は真冬の格好、
昼間だけ活動する人は春の格好になります。

寒い時には体は全体的に交感神経が優位になり緊張していますが、
暖かくなるとホッとして副交感神経が働き出します。
1日のうちにこれだけ温度の差があると体がついていけなくなり
悲鳴を上げることがあります。

これが木の芽時に体調が悪くなるという原因の一つです。



関西にはもう一つこの時期によく言われる言葉があります。
“お水取りが終わると春が来る“

お水取りとは東大寺の二月堂の行事ですが毎年3月12日の深夜に行われます。

3月になって気温が上がってきても3月12日をすぎるまでは寒の戻りがあると
言われています。
最近は暖冬なことが多いのであまり感じなくなりましたが、
今日、天気予報を見ていたら明日からは最低気温がグッと高くなっていました。

日本では3月が年度の終わりで4月から新しい生活が始まる人もたくさんいると思います。
色々な意味でストレスがかかるこの時期
普段以上に自分の体に向き合って生活をしていきたいものです。


今日は3.11

11年前から私たちにとって忘れられない日になりました。